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2008年10月

告知!

11月23日(祝)11時より

毎年恒例の梅基會大会

(私に謡いや舞を習う生徒さんの発表会)

を行いますので観に来て下さいませ。

場所は大阪能楽会館です。

謡や舞を会員様の日頃のお稽古の成果が出せるよう

皆様一生懸命なさいますので宜しく御高覧お願い致します。

当日は数に限りがございますが

お客様には御茶菓子などいろいろ用意致しておりますので

御友達御誘いの上会員一同皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

また当日は文化庁よりの委嘱事業

『阪神こども能楽教室』の発表会も9時より行います。

子供達の無心に舞い、鼓を打つ姿は感動すると思いますので、

朝早いですがこちらも是非観に来て下さい。

どちらも見所(客席)から温かい拍手や応援を宜しくお願い致します。

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話は変わりまして・・・

昨日は27日より行くパリ公演のリハーサルでしたが

そんなに疲れるほど働いてないのになんか疲れました・・・

新作コラボ能の概要が今頃ながらようやく解り納得しましたあせあせ

今回は1部筝曲、2部長唄、3部能というように

『六条の御息所』という同じテーマで見せる面白い公演です。

11月19日京都公演、2月22日東京公演と

凱旋公演もありますので日本の方も見れます。

能は新作能『赦』

六条御息所が能の順番と違い

『野宮』から『葵上』を夢幻能形式で演じ、

そして千年の時を経て弥勒菩薩の『赦し』を得て

『精霊』となり報謝の舞を舞う といったものです


1部の筝曲も2部長唄の三味線も舞もほとんど完成形で出来てるのに・・・

これはなかなか大変だぞぉ・・・

再来週にはパリ国立オデオン劇場にて本番です。

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最近の舞台 海士 窕

Photo

Photo_2 海士

                                          

ここ最近忙しくて更新をサボっておりました・・・

先月6日に海士 窕(くつろぎ)を演じました。

今回は窕(くつろぎ)という特殊演出でさせていただきました。

この窕(くつろぎ)は早舞を舞う曲(融、玄象、須磨源氏等)にはすべてある「小書」なのですが、舞の途中に橋掛かり三ノ松まで行き、お囃子も一旦静まり、文字通り舞も停止して寛ぐのですが、その昔は本当に幕入りして一休み?したのだそうです。

かといっても現代の今はその「間」を魅せる演出に仕立ててあります。

私も今回の海士では子供の供養による『報謝の心』と『自身の成仏への喜びの心』を表しているつもりです。融なら『月に想う気持』や『栄華への追憶の心』でしょうし、このようにただジッとしてるだけでなく自身から発する「何か」によって表現は大きく変わるものと信じて演じておりますし、観客もその小さいことですが感じ取っていただけると思っております。

また、今回は前シテも替之型でさせていただきました。

(通常「窕」では舞の小書であって、前シテの型は常と変わらないのですが、最近はみなさん前も「替之型」でなさってますね)

装束は通常通り、水衣姿で登場しましたが、「玉之段」前にて水衣を脱ぐ演出にてさせていただきました。

場面展開として面白い演出と思いますが演じにくいですネ。

《解説》

藤原房前大臣は亡き母が海人(あま)であったと聞き、弔いのため讃岐・志度の浦を訪れます。通り掛かった海人に尋ねますと、昔房前の父・淡海公(藤原不等)が龍神に奪われた宝珠を取り返してほしいと一人の海人に頼みます。海人は我が子を世継ぎにする約束と引き換えに危険を承知で竜宮に入り、奪い返した珠を乳の下に押し込んで持ち帰りますがやがて亡くなってしまいます。実はその語った海人こそが母の霊であり、海中に消えてしまいます。(中入)子の心からの追善供養を受けた母の霊は成仏出来、龍女となって喜びの舞いを見せます。

この能は現世と霊界という隔たりはありますが、親子の深い「絆」を強く感じさせる能です。前段の「玉之段」はその決死の玉取りの様を謡と型で巧に見せる変化に富んだ面白い型所で、後世の様々な芸能や舞踊に多大な影響を与えています。

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